こんにちは、春原です。

型紙講座のアンケートの中の『ミシンのトラブルについて』

今回は「段差でミシン目が細かくなる」 コトについてです(^-^)

段差を縫うと こんな症状があります。

・上がる直前で縫い目が細かくなる
・段の上で縫い目が細かくなる
・段を降りる時に1目広くなる
原因は押えの運動量(上昇する量)が低いため、押えが生地につまずきながら進むので、
縫い目に影響がでるんです。

改善策は『ミシン奥義』生地をパーンと張って、ミシンが進みたい分だけ送ってあげる!!
って言う技があるんですが、そう簡単には出来ないので……f^_^;

比較的 簡単な方法を紹介します。

*ミシンには運動量を調節する部分(Aの写真)があり、ソレを調節すると押えの上昇する量が大きくなって段差をスムーズに越えて縫うコトが出来るんです。

《写真は↓で見れます》 *注:プーリーを回して『押え』を上げていません

調節する時は、
・他のネジと間違えない様に注意する
・調節した後はしっかりネジを締める
・いっきに1番上まで上げないで様子を見て上げる
・縫った後は元の位置に戻しておくコト

以上、ご注意して下さい。

写真のミシンでは部品の位置を上げると運動量が上がる仕組みです。
上下が反対のミシンもあるので一度取引きしてるミシン屋さんに確認してみると良いと思いますよ。image
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