40年くらい前ですがウチの実家は『職場さん』でした。

職場さんというのは、家内工業の形態でカバンの製造メーカーさんの下請けにあたります。

家の中には仕事場と呼んでいた部屋があり
そこにはミシンや糊付け機などカバン作りに使う機械や道具などがありました。

そんな環境に居るんだから手伝いは当たり前、
名前を呼ばれたら見たいテレビがあっても
手伝わなければいけないしイヤイヤ手伝っている上に
タラタラしていると怒られるし
10個を仕上げるのに何分かかったから200個を仕上げるのには何時間くらいで出来るのか!?

そんな事を小さな頃からさせられていました
糸始末がかなり多かったですがポンチ穴をハンマーであけてカシメを打つ仕事もかなりしました。

私がポンチ穴の仕事をすると、お母さんが毎回する話があります。

私がものスゴく幼い頃、
お母さんがカバンのショルダーの

ポンチ穴をハンマーを使ってあけていた様子を見ていたんだと思います。

仕事は終わって片付いた仕事場で、
ハンマーの音が何度も何度もするので
お母さんが駆けつけたら
私が仕上がったカバンをポンチ穴だらけにしていたそうです。

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もう100回くらい聞かされたけど、

この話、
本当なんでしょうか!?
結構難しいでしょハンマーを使ってポンチ穴をあけるの
それが幼い子供に出来るのでしょうか????