お取引がなくなった……って事がありました。

とあるブランドのバッグを定期的に数点納めていました。

サンプル師の仕事をやりながら、
量産品の生産もメーカーのように回していました。

入ってくる生地など材料をチェックして、
革や生地などを型紙と一緒に『裁断屋さん』にまわして
仕上がった裁断物と金具などの材料と合わせて
兵庫県豊岡市のとある縫製工場に送って、
仕上がったバッグを納品していました。

私がチェックするのは入ってきた材料だけで、
仕上がったバッグに目を通さず縫製工場から運送便を使って
直接納品していたのが欠点でした。

自分の目の前を通らないのですから不良品は納品先でしか発覚しないんですね。

その縫製工場さんから仕上がったバッグは、
カシメが外れる不良品が多くでました。

Processed with MOLDIV

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その後、電話で縫製工場に注意するだけで済ませてしまったので
2度目の発生を防ぐことができず、

納品した商品を全品引き取りに車を走らせて
直ぐに修理をして再納品しましたが
それからのお取引はなくなってしまいました。

本当の意味で自分が責任を持って出荷できてなかったので
当然の結果だと反省しております。