ミシン針は『折れるまで』使うものではありません

教室の受講者さまの中には、
工業用のミシンを持っている人も何人か居ますが
時々 とんでもない使い方をしているのを聞いて驚くことがあります。

不安定な部分を縫い進めていて、
突然 針が斜めに入ってミシンが止まってしまっても

『折れてないから』という理由で

そのまま継続して使っている事を聞いてビックリしました。

確かに工業用ミシンは表面は頑丈にできていますが、
糸が通っているのに関係する箇所はものすごくデリケートにできています。

ミシンの針が少しでも曲がっているなら直ぐに交換するべきですし
目で分からないくらいの歪みでも交換すると思っても良いです。

糸が通っているのに関係する箇所は 他にもあって
糸案内や糸かけ、ピンピン、調子皿、ボビン、ボビンケース、釜……

ボビンケースもフローリングの床に落としてしまって歪んでしまう事もあるくらいです。

これらの箇所に気を使わないと『糸』のトラブルに悩まされますのでご注意ください。