写っているミシンはサンプル師が教えるバッグ教室にある
JUKIの『LS-1341』と言う品番の腕ミシンです。
この写っているミシンと全く同じミシンを手に入れようとするなら、
コレを買ったトコと同じミシン屋さんで買うしか方法がありません。
お世話になっているミシン屋さんの自慢話じゃないです。
『工業用のミシン』はミシン屋さんで仕上げることを説明します。
JUKIの『LS-1341』って言うのは、
いわゆるミシンのアタマの部分になりミシン台の上にネジで固定されています。
ミシン台からぶら下がっているモーターはMITSUBISHI製のサボモーターになります。
ミシン屋さんが販売している工業用ミシンは、
JUKIからミシン自体を横流しして出荷しているのではなく、
JUKIさんからアタマだけを仕入れて、MITSUBISHIさんからモーターを仕入れて、
ミシン台や踏み板なども何処かから仕入れて、
それらから工業用ミシンを組んでいきます。
ミシン台の天板は木製なので、アタマを置く部分やモーターの吊り下げる部分など
ミシン屋さんのセンスで穴を空けますので、
ミシン屋さんが違えば仕入れた材料は同じでも、同じ位置で組まれるとは限りません。
その他にも位置だけじゃなく
サボモーターが細かく設定出来ますので値もミシン屋さんによって異なることがあります。
自分の作ったモノの修理は勝手が分かっているので修理しやすいですが、
他人が作ったモノの修理は勝手が違うので、必要以上に手間がかかります。
ミシン屋さんも、
他のミシン屋さんが組んだミシンの修理やメンテナンスなんて手間がかかるので嫌がります。
『中古の工業用ミシン』を買うなら
少しくらい高くてもミシン屋さんから買う事をオススメします。