こんにちは、春原です。
型紙講座のアンケートの中の『疑問や質問について』の回答
今回は「線の上を上手くカットできない」コトについてです(^-^)
まず、カット(裁断)する前にカッターや革包丁の切れ味がイイか確認しましょう。
切れ味が悪ければ↓↓↓
・カッターは刃を折る
(消耗品なんでバンバン折ります)
・包丁は研ぐ
(研ぎ方は春原に聞いて下さい)
☆僕は刃物が高価か安価かはあまり関係ないと思います、メンテナンスの方が大事ですよ。
**直線を切る時の注意点**
・「定規」と「刃物」にかけるチカラの配分→・定規に7割 ・刃物に3割
そのくらいの気持ちで、常に「定規」を動かさないコトに意識しましょう。
刃物にチカラを入れ過ぎると、定規がズレるコトが多くなります。
ズレなければ同じ線を何度でも安定して切れます。
・革の裁断などで1回でカットしないといけない時は、
どうしても刃物にチカラが入るので、定規に文鎮やオモリを置いてズレない様にしましょう。
**曲線を切る時の注意点**
・僕の中での最大のポイントは、常に自分の得意な位置で裁断するコトです。
当たり前っぽいんですが、意外と出来てないコトが多いと思いますよ。
円を裁断する時、右ききの場合は通常
12時の位置からスタートして3時くらいまでか、
9時からスタートして6時くらいまでが切りやすい範囲だと思います(個人差あり)
☆初めは無理はせず、もう少し狭い範囲でコントロールする方が良いかもです。
夢中で切り進めると! 得意な範囲を超えて、そのまま進んでしまうコトがあります。
すると脱線のリスクが上がります。
・慣れた人は、刃物を一定の方向に切り進め、裁断物を回転させるコトで常に得意な位置をキープする裁断方法もあるんですが。
初めは3時の所で止めて裁断物を回し、あらためて12時の所から切りましょう。
ミシンも裁断も、安全な短い距離を安定して繰り返すコトが出来るとクオリティが上がりますよ。