こんにちは、春原です。
型紙講座のアンケートの中の『ミシンのトラブルについて』
今回は「糸調子がなかなか合わない」 編です(^-^)
まず、糸調子は「上糸調子器」の調子ネジを回して合わすんですが、
このネジ(写真①)を回す時は基本1回転以上まわして様子を見るようにしましょう。
例えば4分の1回転くらいだとほぼ何も起きないコトが多いので、
何度も何度も細かく回すコトになり、途中でよく分からなくなる場合が多いです。
僕の場合は1回転を基本として、
後もう少しの所か、行き過ぎた時点で半回転や4分の1回転で微調整します。
普段から自分の中で1回転や半回転などの基準を持っておくと、
迷った時や行き過ぎた時も、微調整や1つ前の状態に戻るなど対処しやすいですよ。
ほかに調節以外の原因なんですが、
・ミシンに順番通り糸が通せていない(ミシン屋さんに正解を聞く)
・ミシンに糸を通す時に何箇所か穴を飛ばして通している。
(基本飛ばさない方が良いです)
・途中で糸が引っかってる所がある。
(猿も木から落ちます、必ず確認を!)
・使ってるミシンに対して糸が「太過ぎる」「細過ぎる」
(ミシンにはそれぞれ使える糸の太さの範囲が決まっていますので守りましょう。
出来るだけ同じメーカーの糸を使う方が良いと思います、メーカーによっても、糸の色によっても糸調子が変わるコトがあるのでご注意を)
・使ってるミシンに対して生地が薄すぎる。
(この場合もかなり調子が取りにくくなるので、ボビンケースのバネもイジらないといけない可能性がでてきます。
ですが、ボビンケースのバネは出来るだけ触らない方がオススメなので、もう1つ薄い生地用のボビンケースを用意しておくと便利ですよ)
長くなりましたが、まとめると適正な糸と針で、正しくミシンに通すのが大前提。
あとは1回転以上回しながら調節してみて下さい。
good luckです。
追伸、春原道場で「正しい糸の通し方」や「糸調子の合わせ方」などの特訓もできますので、良かったら声かけて下さいね〜(^o^)