大阪やその周辺では買い物客の取りあい『争奪戦』が年々激しくなってると感じています。
(大阪に限った事じゃないんですがね)

あべのハルカスも今月7 日に全館オープンして参戦してきました!

もともと大阪ではキタやミナミなど都心が買い物をする中心エリアでした。

それが2002年、伊丹にダイヤモンドシティ・テラスが現れました。(現在のイオンモール伊丹テラス)
このダイアモンドシティの中には、飲食店、書店、雑貨店など100以上の専門店があり、更に映画館があり、そして2000台以上もの大容量の駐車場がついています。

この大型SC(ショッピングセンター)の出現により伊丹周辺および北側の池田、川西、能勢、そして福知山までが商圏に入るようになり
それらの人達がわざわざ電車に乗って、都心まで行かなくても伊丹に電車や車で行けば買い物が出来るようになりました。

次が、
2004年に奈良県橿原市に現れたダイヤモンドシティ・アルル(現在のイオンモール橿原アルル)です。
伊丹と同じような大型SCです。
商圏は橿原周辺および南側の吉野あたりまでおよんでいました。

このような調子でSCがどんどん現れて、
伊丹のダイヤモンドシティの出現から10年も経たないうちに
大阪の郊外はSCだらけになってしまいました。

・伊丹のイオンモール
・カルフール箕面(イオン)
・茨木のイオン(元マイカル)
・大日のイオンモール
・鶴見のイオンモール
・カルフール東大阪(イオン)
・アリオ八尾(セブン&アイ)
・橿原のイオンモール
・大和郡山のイオンモール
・北花田のイオンモール
・アリオ鳳(セブン&アイ)

私の記憶している範囲ですがまだあると思います。

こうして、
買い物客は郊外へと流れて行きましたので都心も頑張って凄いモノを建ててきました。

それが、
大阪駅の『グランフロント』そして『あべのハルカス』

その事と平行して10年くらい前からネット販売の方も盛んになってきて『買い物客』からすれば買い物をするツールは増えました。

ですが『買い物客の人数』は、人口が増えていないから
海外からの買い物客を増やさないと増えないんじゃないでしょうか。

ホント、
あっちもこっちも『争奪戦』

バッグやカバンの話とは少し違いますが私も渦中にいるのでした。