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*写真はイメージです。

ひとつのバッグの装飾に鋲を36個付いているモノを量産した事がありました。

そのバッグの本数はおよそ900本。

なので注文した鋲の数が34000個…

ゴールド色の鋲なんですが、
そのゴールド色のメッキに色ブレが発覚しました。

同じゴールドですが、
『赤っぽいゴールド』と『黄色っぽいゴールド』が混ざっていたんです。

製品として仕上がって見れば、
やっぱり「変」です。
不規則に『赤っぽいゴールド』と『黄色っぽいゴールド』が混ざっています。

気づかないフリをして納品して、
納品先が気付かなければ何事もなかった事になるでしょう…
でも、
万が一見つかれば『信用』はガタ落ちです。
正直に言えば納品先の人達は目ざとくなってしまう上に
きっと鋲の付け直しをする事になるのは必至…

どうしようかな、
納期も迫ってきてるし…

こんな時に思うようにしているのが
『ピンチは最大のチャンス』

結局、正直に言いました。

やはり鋲の付け直しをしました。

ブレている色の鋲を外して、
同じ色の鋲を付け直す作業はとんでもなく大変でしたけど、
色んな人の協力で納期も遅れないで納品できました。

コレより過去に、
クレーム処理をキチンとしなかった為に、とんでもなく信用を失ってしまった経験や、
反対にクレーム処理をキチンと処理したコトで絶大な信用をえた経験があったから

『ピンチは最大のチャンス』

なんて思うようにしました。

今もまたピンチです。
どんな立場や場面でも
問題点が次から次から出てきます。

コレもまた最大のチャンスなのかと思いながら取り組んでいるのでした。