『教える』って行為は、
今よりもずっとずっと前からやってきたよな〜って、
教室で生徒さんに教えながら、
むかし内職さんに教えてた自分とダブったりして思い出す事があります。

この仕事をやり出した時から内職まわりをしていて、
十数件の内職さんに“がま口”をはめてもらっていました。

一件あたり20本くらい仕上げるので、一日で200本以上のがま口の小銭入れやバッグが仕上がります。

がま口をはめるのは内職さんの仕事の中でかなり目立っていますが、
他には両面テープを貼ってもらったり、カシメを打ってもらったり、ヘリ返しをしてもらったり、糸の始末など
バッグ作りの仕事の中で『誰でも出来る』作業を内職さんに教えてパーツを仕上げてもらい、肝心な箇所は自分で仕上げていました。

このように、
内職さんやその他下請けさん達の上前をハネたような事もしていましたので、
『教える』ってコトに違和感がなく教室の仕事が出来ているのかと思います。