私はNHK教育テレビの『できるかな』でお馴染みの『ノッポさん』に憧れていました。
紙コップや牛乳パック、割り箸などが、ノッポさんの手にかかれば、
糸電話やピストル、船や自動車、飛行機……
色々な姿に変わっていきます。
それは、子供の頃の私にとって魔法使いのような存在でした。
そんな刺激を受けて、
私も家の中にある物で色々と、自分のおもちゃを作るようになりました。
その頃の将来の夢は、大工さんになる事でした。
どうせ作るなら、デッカい物の方がカッコイイ!
それが動機でした。
そんな大工さんへの夢は、小学校の高学年の時の担任の教師に反対されたので、
単純な私はその時に諦めました。
色々とありましたけど、
今はこうしてモノづくりをしています。
ノッポさんがかけていた魔法は、
何かを作る事から離れられなかった『私自身』にかかっていたんでしょうね。
2017年のクリスマスまであと1週間
『床革』を小さなブロックして組み立てた『クリスマス ツリー』ができました。